「フラフラでジグザグのように…」加藤被告、トラック降りアキバ走る(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原17人殺傷 第3回公判】(4)11:25〜11:40

 《「トラックに人がはねられたときの様子を絵にしてもらえませんか」。平成20年6月8日に発生した事件の現場にいた証人。加藤智大(ともひろ)被告(27)が運転していたレンタカーのトラックが暴走し、人を跳ね飛ばしていく場面を描くよう求めた検察官に「はい」と応えた》

  [図解]秋葉原駅前 事件現場の見取り図

 《証人は加藤被告や傍聴席から遮蔽(しゃへい)された衝立の向こう側で絵を描き始めたようだ。法廷に沈黙が流れる》

 《加藤被告は、持ち込んだノートに何かを書き込み、後ろを振り返って書いた部分を弁護人に示した。弁護人がうなずいている。証人が絵を描き始めて3分ほどが経ったころ、衝立の向こう側から声がした》

 証人「できました」

 《完成した絵が大型モニターに映し出された。右向きに進むトラックと人物。人は細い線で人形のように描かれている。絵には、それぞれ(A)(B)と記された人が、トラックの両脇に跳ね飛ばされ、(C)と記された人は、右前輪でひかれた後、右後輪の前に転がっていったようだ。絵には、矢印でトラックにひかれていった様子が記されている》

 検察官「(C)さんのこの矢印は何を表しているのですか」

 証人「(人が)クルクル回転している感じを表しました」

 《事件の描写をする証人は、思わず声を落とす。関係者と思われる傍聴人が、まゆをひそめ、息をのむ》

 検察官「人物は頭まで描かれていますが、頭は見えましたか」

 証人「実際には見えていないです」

 検察官「その後もトラックを見ていましたか」

 証人「はい」

 検察官「トラックはどうなりましたか」

 証人「自分の前を通過し、陸橋の手前ぐらいで急停止しました」

 検察官「トラックが急停止した場所を地図に書き込んでください」

 証人「はい」

 《検察官の指示に応じ、証人は地図にトラックが交差点の先で停止した位置を書き込んだ》

 検察官「トラックから誰か降りてきましたか」

 証人「はい。男性が降りてきました」

 検察官「それは停止してからすぐですか」

 証人「停止して30秒くらい後に降りてきたと思います」

 《証人は検察官の指示で、トラックの運転席脇に男が降りてきた位置を書き込む。この後、検察官は降りてきた男性の様子を詳細に証人に確認していく》

 検察官「降りてきた男はどんな服装でしたか」

 証人「メガネをかけていて、ベージュの色をした服を着ていました」

 検察官「年齢は?」

 証人「25〜30歳くらいの方だと思います」

 検察官「ここで4枚の写真を示します。上着の前と後ろの2枚の写真ですが、あなたが見た人の服と比べてどうですか」

 証人「同じだと思います」

 《大型モニターに、ベージュ色の上着の写真2枚が示される。続いて、同色のズボンの写真が2枚映し出される》

 検察官「続いてズボンの前と後ろが写っている写真2枚ですが、こちらは?」

 証人「こちらも同じだと思います」

 検察官「トラックから降りてきた男はその後どうしましたか」

 証人「ふらつきながら、地図の東から西へ走っていきました」

 検察官「どんな様子でしたか」

 証人「フラフラでジグザグのように走っていきました。自分の正面に来るまでそんな感じで、その後は交差点に向かい全力疾走する感じでした」

 検察官「その後、その男はどうしましたか」

 証人「自分の前を通過した後、交差点を見ていた男性を突き飛ばしたような感じに見えました」

 検察官「あなたから見てどの辺りですか」

 証人「自分より斜め前辺りに立っていました」

 《検察官の求めで、証人は地図の交差点近くに(D)と、突き飛ばされたように見えたという男性の位置を書き込む》

 検察官「その男性はどんな服装でしたか」

 証人「リュックサックを背負い、ジーパンでした」

 検察官「年齢はどのくらいでしたか」

 証人「50歳くらいかなと思いました」

 検察官「男性を突き飛ばすようにした男は具体的にどんなことをしていましたか」

 証人「右手で(D)さんの左肩をつかんで引っ張ったように見えました」

 検察官「(D)さんはその後どうなりましたか」

 証人「その場に倒れ込むような感じで横になってしまいました」

 検察官「男は手に何かを持っていましたか」

 《検察官は凶器の有無を尋ねているようだ》

 証人「よく見えませんでした」

 検察官「倒れた後は男はどうしましたか」

 証人「交差点の方に走っていき、よく見えなくなってしまいました」

 《男の(D)さんに対する行為を尋ねる検察官の細かい質問が続く。加藤被告はまっすぐ前を見つめ、動かない》

 =(5)に続く

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 各観測地点の地上から上空1キロまでの平均濃度を円柱で表示。「なし〜ごくわずか」から「非常に多い」まで4段階で表し、屋外に干した洗濯物や交通機関への影響の可能性を知らせる。今年から英語版も公開している。ホームページは5月末までの開設。http://soramame.taiki.go.jp/dss/kosa/

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 日本脳炎ワクチンの今後のあり方について検討するため、厚生労働省は1月27日、「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会日本脳炎に関する小委員会」(委員長=加藤達夫・国立成育医療センター総長)の第2回会合を開いた。積極的な勧奨を2005年から差し控えていることで接種の機会を逃した人に対する経過措置について検討したが、結論は出ず、今後の接種状況や供給状況などを見て再度検討することになった。

 日本脳炎ワクチンの接種は、第1期が初回接種2回(標準3歳)、追加接種1回(標準4歳)の計3回で、第2期が1回(標準9歳)。前回の会合では、昨年2月に「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」が薬事承認されたことを受け、1期の標準年齢の小児に対する勧奨を4月から再開することが決まった。現在は、勧奨の差し控えによって接種の機会を逃した人に対する経過措置が論点になっている。

 この日の会合で事務局は、経過措置について、「2期のワクチンの使用の可否が明確になった時点で議論を行う」「2期の接種機会の確保よりも、1期を完了していない人への接種機会を優先する」の2つの対応案を提示。1期の接種を優先する場合はさらに、特定の年齢に勧奨を行うか、年齢を特定せず広く接種の機会を提供するかについて検討するとした。
 これに対し、委員・参考人が意見を述べたが議論はまとまらず、加藤委員長が、2期の安全性と有効性に関する厚生労働科学研究補助金事業の検討結果や、接種シーズンである夏ごろまでの接種状況や供給状況などを見て再度検討することを提案し、了承された。

 日本脳炎ワクチンをめぐっては、05年5月にマウス脳による製法のワクチンで接種後に重篤な副反応を発症した事例があったため、厚労省が接種の積極的な勧奨を差し控えた。しかし、昨年2月に承認された「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」が、6月に定期接種の1期に使用できるワクチンとして位置付けられている。ただし、2期の接種は、「安全性・有効性が確立していない(使用経験が少ない)」とされ、予防接種法上の扱いは決まっていない。


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 うその投資話を持ちかけ、多額の現金をだまし取ったとして、神奈川県警捜査2課などは27日、詐欺容疑で、元NPO法人理事、長田喜弘容疑者(51)を逮捕した。長田容疑者はプロ野球の巨人の元投手で米大リーグ・パイレーツでも活躍した桑田真澄さん(41)の姉の元夫だった。

 県警によると、長田容疑者は平成17年、横浜市の男性に「大分県にある旅館を買収してあげる」などと投資話を持ちかけ、約3億円を詐取した疑いが持たれている。男性が県警に告訴していた。

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